OASIS Cue


OASISキューの在庫はFor saleのコーナーでご覧頂けます。 

オーダーも随時受け付けていますので、本気で欲しい方のみお問い合わせ下さい。

2011.11.17
 シャフトのみのリフィニッシュですが、やっぱりバットも塗り直した方が良さそうですね?



2011.11.12
 2Pカーリーハンドルが仕上がりました。





 
 このフィリピンキューと同じようなスタイルでとのオーダーでした。もちろん木の組み合わせ以外、性能も仕上げも、価格も、まるで似ていませんが。



 やっと赤黒ベニヤも仕上がりました。


 やっぱりキューは、メイプルに始まりメイプルで終わります。

 
 最近は、糸巻きが復活の兆しです。




 このシャフトも、8年ぶら下がっていたラミネートです。







2011.10.15
 先日仕入れたエボニーからハギ材を切り出しました。1.5インチ角、18インチ長の角材から6ポイントが3本分取れます。


 特に話題も無いので。
秋も深まってまいりましたので、クロケット&ジョーンズのスエードチャッカブーツを買いました。ウチのお客様にもクロケット好きの方は多いです。


 皆さんキューの話の方が好きでしょうから、一応キューの画像も載せますか。あまり代わり映えしませんね。



2011.10. 2
 OASISキューのマッチングキャップです。最近はキャップ製作ネタが多いですね。



2011. 9.23
 そんなにキューを製作してるつもりは無いんですが、それでもぽつぽつと減ってきましたので、久しぶりにエボニーを仕入れました。
 ところで、先日OASISキューをオーダー頂いたときにお客様にリングの枚数を増やすことをご提案したんです。
いつもの定番のリングは、黒、メイプル、ステッチ、メイプル、黒、の5枚で構成しているんですが、ハギに入れるベニヤの枚数に合わせて、黒、メイプル、黒、メイプル、ステッチ、メイプル、黒、メイプル、黒、の9枚にしたらどうでしょうとご提案しました。
ですが、お客様は普通のリングでいいとのことでした。
 それで気付かされたんですが、"Less is more"の精神を実践しているつもりだったんですけど、まだまだ欲にまみれていますね。煩悩の数だけリングを重ねると普段から思っていたのに、すっかり忘れていました。ウチのお客様の方が遥かに上を行っていました。

 そんなことを言われたら、これからオーダーするときにリングを増やせなくなる、とお思い方もいらっしゃると思いますが、大丈夫です。Less is moreを使ってみたかっただけで、リングを増やしたところでOASISキューは十分シンプルですから。



2011. 9. 9
 8年ものの314から新しい314シャフトへのリング移植です。塗装が焼けてるだけで、アイボリー自体は白いままでした。


 アルミのピンはシャフトのフィッティングをしてるだけで穴が黒くなってしまいます。
ピンが抜ければアルマイトを掛けたものに交換するんですが、残念ながらウチで仕込んだピンは自分でも抜けません。
ちなみに、新しいといっても、以前に製作に失敗してゴミになっていたシャフト材を再利用したものです。穴も開け直していますが、埋め木も314を使っているので、ぱっと見は分からないです。



2011. 9. 2
 やっと塗装に入りました。




 決して、3Pハンドルな訳ではありません。2Pハンドルに同じ素材のスリーブの組み合わせです。
個人的にはスリーブはエボニーメインの方が好きですが、これはお客様の好みの仕様です。
初めは不思議な組み合わせだなと思っていましたが、見慣れたら、だんだんと違和感が無くなってきました。



2011. 8.27
 やっぱり夏休みは里帰りしてきますね。
 手前のマダガスカル・キングウッドのストレートは、製作から10年くらい経ってます。
ピンクは塗り上がった状態で目黒から小金井に引っ越したときに持って来たので、もう8年経ってます。
過去に製作したキューを見ると、その時々のことを思い出しますね。


 だいぶ時代が付いて、味が出てますね。
木が焼けたり、塗装が痩せたりするのはいいんです。リングやその他の接着部分に、スジや浮きが出ないことが大事です。


 OASISキューについて必ず質問されるのが、インレイは出来ないのか?スリーブにハギは入れられないのか?金属リングは入れられないのか?です。
どれも無理です。
インレイに気を回すほど、キュー本体の作りに満足していませんので。
好きなクルマは流麗なクーペだったり、好きな航空機はブラックバードだったりなので、尖がりと言いますか、方向性、ベクトルが強調されているものが好きなんです。キューも方向性がハッキリしているものが好きなので、逆を向いているスリーブのハギは好きではありません。でも、Gee Beeも好きなので、必ずしも尖ったものばかり好きという訳ではありませんね。
OASISキューでも8番くらいまでは金属リングでしたが、好みが変わりましたし、何よりも時間が経つと浮いたり腐食したりするので、やはり好きではないんです。
どれも、やろうと思えば出来ますが、やっているメーカーは国内外問わずいくらでもありますので、あえてウチまでやらなくても良いんじゃないでしょうか?環境や時代に適応出来ずに滅びるなら、それはそれでしょうがないです。
いつか好みが変わったり、方向性が180度変われば、どれもやるようになるかも知れないですが、当分はこのままです。



2011. 8.11
 やっとフォアアームとグリップが繋がりました。リングの位置を合わせて、尚且つ揺らぎ無く繋げるのは至難の業です。


 バットエンドも仕込んでます。次はいよいよジョイントピンです。


2011. 7.22
 7年ほど前に製作したキューです。今のものとはだいぶ雰囲気が違いますね。




 グリップを巻けば完成というところで止まってしまっていたエボニー×バーズアイですが、オーダーをされに来たお客様に見初められて売れてしまいました。
 このキューを買われたお客様は今回が初めてのお付き合いなんですが、オーダーしに行きますと連絡があり、ちょうどこんな感じをイメージしてたと、来店されてものの数分でこのキューに決められました。実際に買われる方は本当に早いです。
 在庫を増やそうとしても完成前に売れてしまうので、なかなかFor saleに新しい売り物がアップされませんね。


 グリップを巻いた写真は撮り忘れてしまいました。



2011. 6.14
 最近の進展具合です。この三ヶ月ほどは大スランプで、あまり進んでいません。




 最近は猫も杓子も分割ハンドルですね。本来はこの手のキューはどちらかというと邪道と言いますかスペシャルモデルなので、あまり定番にはなって欲しくないんですが、今ではプロダクションメーカーまで普通に出すようになってしまいました。
ひと昔前はリザード革巻きが同じようなもので、今では2〜3万のキューにも巻くようになってしまい、邪道どころかド定番です。
 「洒落者のAさんの格好をBさんが真似て、Bさんを見たダサいと評判のCさんが真似る。そのCさんをAさんが見て、スグにその格好を止める」なんて話がありますが、ウチは作るのを止めはしませんが、それでもプロダクションメーカーまでもが出すようになってはスペシャル感はだいぶ薄まってしまいましたね。


 マッチングキャップ用のショートピンもブラックアルマイトを掛けました。


 いい色です。ピンコーティングは国内ではウチだけですので、定番化しないことを願うばかりです。





2011. 5. 9
 エボニーストレートが完成しました。










 フェルトバッグに入れてお客様の元へ旅立ちです。


 エボニー×エボニー・バーズアイハンドルも完成しました。






 ちなみに、このキューは自分用にしますので、シャフトは使い道が無く8年間ぶら下がっていたラミネートと、筋が出てしまったノーマル材です。
 欲しい方がいらっしゃれば喜んでお売りしますが、ウチのキューはそうそう売れるようなものではないですからねー。



2011. 4.16
 シャフトリングの仕込みです。


 今までリングは1mm厚だったんですが、今製作中のものは0.9mm厚にしています。±0.03mmくらいの範囲内でリングの厚みを整えています。


 ですが、このリングから1mm厚に戻しました。ちなみに、ステッチリングはどちらも2mm厚、黒リングはそれぞれに合わせて0.9mmと1mm厚です。


 うんちくオジサンだったらこの画像一枚で相当語れるんですが、ウチはそういうスタイルは苦手なもので。


 ジョイント穴は既に開けてます。



2011. 4. 8
 どれだけの方がピンときたでしょうね?多分、このキューのオーナーさんくらいだと思います。


 以前言っていたように、ステンレスのピンにPVDコーティングを施しました。ゴールドの方が窒化チタンで、黒い方が酸化クロムです。窒化チタンは先日載せたベンダーのピンと同じコーティングです。酸化クロムの黒はアルマイトのような真っ黒ではなく、ガンブルーのような色味ですね。


 今回コーティングしたのは少量だったので非常に割高になってしまい、ピンのコストは5倍にアップですが、今のところはOASISキューの金額には乗せません。分かる方には分かるウチのコダワリ、そういう方だけ得をします。



2011. 4. 6
 またまたジョイントピンの仕込みです。今回も真っ直ぐ入りました。




 これでピンときた方は素晴らしいですね。いえ、洒落じゃないですよ。


 進んたり戻ったり、追い抜いたり追い抜かれたりですね。


 やっと2本磨きました。ですが、まだグリップは巻いていませんし、シャフトも全く出来ていません。まだ先は長いです。


 これまでの考えを一度捨て、先月から磨き方を変えました。
これだけツルツルだと、ストローク時の空気抵抗が減ってキュースピードが上がるとか上がらないとか?





2011. 3.10
 カーリーハンドルのスリーブを仕込みました。右の方のキューは、もう一回塗装をすれば仕上がるんですが、リペアが忙しすぎて気がつくと三ヶ月ほったらかしです。
OASISキューよりスカイツリーの方が出来上がるのが早いですね。


 ジョイントピンの仕込みもいい感じです。



2011. 2.19
 2Pカーリーメイプルハンドルです。


 エボニーストレートのバットエンドです。


 中もキレイです。



2011. 1.17
 エボニーストレートがキューらしくなってきました。


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